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弊社では創業以来、型枠工事を生業とし数多くの施工実績を積み重ねてまいりましたが、一番の特色としては、創意工夫による提案力があります。
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立上りPC先付け工法 |


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従来の工法では、間仕切にALC版等を使用する場合、その足元の立上りは、下階躯体コンクリート打設後、後日、新たにその部分の配筋・型枠・コンクリート打設・型枠解体作業を行っていました。 |

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この場合、直上の梁・スラブ支保工の解体後に施工する為、工程的に後続作業の着手時期が限られ、また、主力躯体作業階から離れてしまう為、作業ロス・小運搬作業の増大・産業廃棄物の発生を生じていました。
この工法は、立上り部分を現場で先行PC化し、スラブ配筋後に取り付け作業を行いコンクリートを打設する工法です。
これにより、工程短縮はもちろん、鉄筋・型枠・左官・土工、全作業に於いて作業ロス・小運搬の大幅な削減が可能となり、廊下・バルコニー等からの漏水問題を回避します。
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パラペットPC先付け工法 |

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鉄骨等の最上階パラペットの施工に於いて、従来、屋上スラブ打設後に立上がり型枠の施工、または、屋上スラブと同時にパラペットのコンクリートを打設してきましたが、最上部でしかも外部からの作業も加わり、危険度の高い作業で工程的にもかなり日数を要しました。 |

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この工法では、現場の平地でパラペットを先行PC化して施工を行う事により、屋上作業の工程短縮と簡略化及び、危険リスクの大幅な軽減を実現できる。
また、コンクリート脱型時のコンクリート断片、金物の落下を皆無にすると共に、配筋・型枠・左官・土工の効率的作業が行え、一日のコンクリート打設範囲が大幅に増大します。
また、無足場施工も可能です。
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コンクリート打継ぎの施工 |

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建物の各階施工面積が広い場合、施工部分をいくつかの工区に分割して施工する必要があります。
その場合、工区の区切りには打継ぎ部分が発生し、打継ぎのコンクリート止めが必要です。
従来元請各社様に於きましては、各工法(ラス・エアフェンス・スポコン)を駆使して専門業者、土工に作業を別発注してきました。
弊社ではこのコンクリート止め作業を型枠工事の一連の作業として行う事により、作業の合理化を計り、業種・人員削減と施工管理の軽減及びコスト削減が可能となります。
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曲面型枠 |
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長型の曲面型枠に於いて、従来、曲面の骨板・曲面パネルを専門業者に外部発注した為、曲面型枠は非常に価格が高い傾向にありました。
弊社ではコストの大幅な圧縮と施工精度向上を目指して、鋼管曲げ機を導入し、長型の曲面型枠はその横端太に弊社加工の鋼管を用いて曲面を形成しています。
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透明型枠 |

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弊社では、必要に応じ壁の要所に巾250程度の透明アクリルを用いた透明型枠を配置することにより、壁配筋の状況、コンクリート打設時の充填状況等は外部からの判別をし易くします。
又、壁内部の状況確認、室内の明かり取りにも有効となります。
コンクリート打設時の充填状況は一目瞭然です。
安全重視と施工精度の向上に向けた、取り組みの一端です。 |
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Xシートの明かり取り |

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スラブ型枠の施工後は、室内の照度が極端に低下します。
仮設照明である程度カバー出来るのですが、コンクリート打設前の照明設備の設置は限られます。 |

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弊社が他社に先駆けこの弊害をなくす為、スラブ型枠の要所にXシートを配置し、室内の明かり取りにする方法を考案しました。
天窓と同程度の照明効果があり、大変明るく、つまずき・転倒・衝突事故の防止に絶大な効果を上げています。
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外壁断熱材打ち込み工法 |
従来はRC造建築物の外壁結露防止の為、コンクリート打設成形後、内側にウレタンの吹き付けを行っていました。(引火性が強く注意が必要)
弊社では、環境問題を考慮して、外壁のカタダン打込みを推奨しています。 |
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カタダンはノンフロン発泡剤(HCガス=オゾン層破壊係数0)を使用していて環境に優しく、グリーン購入法特定調達対応品です。
また、断熱性能がウレタンフォームA種1が0.034W/m・Kに比べ0.023 W/m・Kと群をぬいて優れています。軽量で現場での作業性も良く残材の減少・安全性・大幅な工期短縮にも寄与しています。 |
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ノンセパ片押し型枠工法 |

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地下外壁の型枠について、従来は山留面型枠を固定する為に連壁にスタッド、溶接等の方法により、セパレータを取り付けそれに型枠を固定していました。
ただし、この方法には、重大な欠点があります、セパレータが外地盤と室内を繋いでいる為、止水リング等の処置をしても水みちが出来てしまうと、止水が大変難しいのです。 |

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このセパレータを一切使用しないで片面型枠を支保する方法として生まれたのがこの工法です。
基本的には、鉄骨の三角フレームとそれを支えるアンカー で構成されています。
弊社は日本で最初にこの工法を採用し、実際に施工を行い、安全面・精度的にも大変優秀な業績を保持してます。
実施工を踏まえて、漏水防止はもちろん、障害物が無くコンクリートの流動性もよく、コンクリートの品質確保、ひび割れ防止に絶大な効果があります。 |
また、連壁との余堀りを少なく出来たので、掘削残土及び増打コンクリートの削減に大きな効果がありました。
この工法に関する、ノウハウ・データは弊社が保有しています、又、国土交通省新技術情報NETISに登録申請中です。
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セルフ・クライミング型枠 |

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高層筒状の型枠の場合、弊社では、現場状況に合わせACS=Automatic Climbing System(セルフ・クライミング型枠)を採用しています。
仮設足場と型枠を一体化して迫り上げていく為、荷揚げ作業が無くなり、揚重機が不要で、安全且つ、スピーディーに作業が行えます,
また、労務費削減と転用による資材のコスト削減の効果もあります。
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消音解体 |
弊社では、工事による近隣住環境への悪影響を常に危惧しています。
特に、型枠解体時の鋼管・金物の落下音は大きく、少しでもこの衝撃音を無くす取り組みを色々試行錯誤行っています。
その対策の第一段として、消音ハンマーを開発しました。
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又、壁型枠解体時の鋼管落下による、騒音軽減策として、解体前に鋼管にゴムチューブを巻付けて解体する方法を考案しました。
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PC取付け作業 |

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高層建築のPC組立てに於いて、従来柱・梁の取合い部分と段差止め等は型枠大工、PCの建て方はPC工と作業が分業されていました、これには実際作業人員も増え、各工種間の作業ロスが発生し大変無駄な部分が多く有りました。弊社では、型枠大工がPC組立てのノウハウを取得しています、一連の作業を溶接も含め多能工的に型枠大工がこなします。
作業を同一グループの同じメンバーが行う為、作業手順や細部の打合せ等の指示伝達がスムーズに行え作業効率がアップし、元請けの管理業務が簡略化します。
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カタパネル |
弊社では、「地球環境の保護」目的達成の為、カタパネルの使用を推奨しています。
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カタパネルは軽量で取り扱いが非常に良く、現場での作業効率アップし、材質もポリプロピレンで合成され100%リサイクル 可能で熱帯雨林の保護・炭酸ガス発生量の抑制が可能となり、また、国土交通省近畿地方整備局認定の『新技術情報システムNETIS』にも登録されております。
そして、公共工事等の一般競争入札時における総合評価得点方式には有効な得点(最大20点の加算点)が加算され入札時の効果は絶大で、もはやこの付加点が無しでの落札は困難な状況にあります。
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さらに転用率も従来の木製型枠の約5倍程度有しているので型枠工事におけるコスト削減にも効果があり、全ての面での効果は絶大です。
(財)日本建築センターに再生型枠で認定登録されています。 |
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パワーフレーム |

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従来型の型枠工事に於いて、型枠支保工組立ての作業は、鳶工で支保工用枠組みステージ足場を組立て、その上に型枠大工が支保工を組立てていました。
弊社では、安全性・作業効率・コスト削減の観点から、上階の横架部材の重量が重く、階高の高い建築物に於いてはパワーフレーム等を用い、一連の工程作業を弊社作業員が全て自分達で行う様にしています。
作業を同一グループの同じ作業員が行う為、作業手順や細部の打合せ等の指示伝達がスムーズに行え作業効率がアップし、元請けの管理業務が簡略化します。
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凹面型枠 |
従来、コンクリートの表面に特定の文字・模様を形成しようとする場合、各種用材で切り文字・模様を作り、型枠表面に貼付けて脱型後その部分に彫り込み文字・模様を形成していました。
しかし、この工法には少々難点があります、文字・模様部分にジャンカを作らない為に、コンクリート打設時その部分を入念に振動・打撃を加えます、その結果、文字・模様の剥離・脱落の危険が内在しました。
ならば型枠材のコンパネに貼付けるのでなく、コンパネに彫り込んでみてはどうか、こういう発想から凹面型枠が生まれました。
実際の施工面から考えますと、従来のコンクリート面へ彫り込みの文字・模様は、取付ける部材を用意する必要があり、その部材単価も高額で、また、広範囲の文字・模様の場合、取付ける際、大変な時間と手間を労します。この工法は先行して文字・模様を型枠に彫り込む為、単価を抑えられ、現場での型枠建込みは従来型枠となんら変わりません、また広範囲の模様、繊細な(W4xD3mm程度)幅の線描画を可能にしました、特徴としてコンクリート面に凹でなく凸の文字・模様を形成します。
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DOT型枠(ドットかたわく) 特許出願済 |
予てより、タイル工事に於いてその剥落は第三者事故そして社会的信用の失墜を引き起こ す重大事案であり、建設会社にとってその対策は最重要課題のひとつです。
弊社はその対策としてDOT型枠を考案しました。 |
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この工法の特徴は、コンクリートの型枠に於いて、パネルの表面を溝加工し凹凸部分を作る事により、型枠脱型時、その凸部がコンクリートとタイルの接着面積を増やし、またタイル・接着剤のズレを防止することにより、剥落防止を図るものです。
その接着強度に於いても、引張試験の結果、他の在来新工法の追随を許しません。
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また、他の在来新工法に比べ別誂えの物が一切不要で普通型枠並の単価で施工が出来ます、また、壁厚等構造部分を欠損しないので、打増が不要です。
従前の在来型枠工法と同じ取扱いが出来る為、工程・品質・及び強度の確保が出来ます。その上、後次作業に別段の作業が不要なので、全体としての作業効率が上がります。
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下地によるタイル引張り試験結果
DOT型枠工法 |
1.34N/㎟ |
通常圧着貼 |
0.4N/㎟ |
目荒らし工法 |
0.6N/㎟ |
某社 R工法 |
1.2N/㎟ |
某社 M工法 |
0.98N/㎟ |
某社 W工法 |
1.28N/㎟ |
※株式会社関西技研社の試験結果による
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システムセパ 特許出願済 |
型枠建込時に使用した後のセパ穴は、案外と厄介者で外壁下地処理では穴埋めの手間が要りまた、吹付・タイル貼終了後にその部分が剥落したりする事故も起きています。
弊社ではこのセパのカップ部分に注目し、セパをコンクリート面より内部で折る事を 目的としたカップを無くし、セパをコンクリート内部で切断出来ないかを考え、システムセパを考案しました。
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このセパはセパレータの中間に長ナットを使用する事で、型枠解体後このセパの片面を回し抜き取る事で、カップを不要にしたセパレータです。
これにより下地処理手間を軽減し剥落事故防止を可能にしました。
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また、部材を組合せて特注品を使用しない為、コスト的にも大変経済的で、セパの軸を取外す時も、ネジを戻すだけなので、安全です。
その上、コンクリートの欠損部分が少ない為、ひび割れ防止に効果があり、より良い品質の躯体を確保出来ます、また、工程的にも左官の穴埋め作業が不要になり工期短縮が図れます。
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上記の理由でコスト・安全・工期短縮・品質確保・材料強度どれを取っても大変優れている夢のセパレータです。
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セパ外し後の出来型
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また、セパ取り外し後のセパ穴利用に最大のメリットがあります、コンクリートに内ネジが残る為、フックボルト等各種約物取り付け、石引金物の取り付け等利用範囲は無限大です、穴を利用しない時はプラスチック製のキャップ等で塞いでおけます。
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片面型枠セパ無し工法 特許出願済 |
地下外壁の型枠工事に於いて、従来は山留面の型枠を固定する為、連壁にスタッド・溶接等の方法によりセパレータを取り付け、それに型枠を固定していました。
ただし、この従来の工法には重大な欠点があります、セパレータが外地盤と室内を繋いでいる為、止水リング等の処置を施しても一旦水みちが出来てしまうと、止水が大変難しいのです。
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この止水対策を改善する為に生まれたのが弊社の工法です、この工法は水みちの原因になるセパレータを一切使用しない未来を先取りした新工法です。
工法の基本構成は、弊社独自の鉄骨のフレームとそれを支えるアンカーです。
鉄骨のフレームはコンクリートの側圧に十分耐えられる強度を有し、可搬性も十分考慮してあり、特段の重機等を使用しないで手作業での組立が可能な為、搬入・組立・搬出の作業性も大変良好です。
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また、組立てたフレームは足場としても利用出来るのでコスト削減・安全性の向上に寄与します。
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この工法の特徴として漏水防止はもちろん、コンクリート打設時にセパレータなどの障害物が無くなる為コンクリートの流動性がよく、コンクリートの品質確保、ひび割れ防止に絶大な効果があります。
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また、連壁との余堀りを少なく出来るので、掘削残土及び増打コンクリートの削減に大きな効果があります。
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